デザイン性とすぐれた機能を併せ持つプラスチック製品をお届けします
製品実績
車部品
産業機器
家電
その他
技術者
当社では、国家資格である特級プラスチック射出成形技能士2名、1級プラスチック射出成形技能士4名、2級プラスチック射出成形技能士2名が在籍しており、現場のQ(品質)C(コスト)D(納期)を順守して優良企業を目指しています。
技術者一同、どこにも負けない製造業を築いていきます!!
製造部 成形グループ
課長 平井 裕介
製造部 成形グループ 品質保証チーム
課長 前田 雅昭
技術紹介
ガスアシスト成形
ガスの力で、プラスチックはより美しく強固になる。
成形時に高圧ガスを注入するガスアシスト成形。
通常の射出成形で表れるヒケやソリ等の問題点を解決すると同時に、コストダウンも実現します。
- 【用途例】 インターホンの筐体
-
外観が重視される製品ですが、強度を確保するためには裏側に肉厚のリブが必要。
そのためヒケができやすいという課題を、ガスアシストで解決します。 - 【用途例】 パソコンのキーボード本体
- 肉薄でソリが出やすい製品には、ガスアシスト成形が最適です。
【ガスアシスト成形のメリット】
- 薄物製品のヒケ・ソリ等の変形を防げる
成形時のガスの圧力により、ヒケ・ソリのない滑らかな外観を成形できます。 - 製品の軽量化が可能
リブの接合部分等にガスを注入するため、強度を保ちながら5~10%の軽量化を図ることができます。 - コストダウンと納期短縮が可能
低圧成形が可能なため、成形機のサイズダウンや金型の小型・軽量化ができます。また、冷却時間を最大で50%短縮することができます。 これらがコストダウンと加工時間の短縮につながります。
ガスアシスト成形は、製品の設計によって、ガス注入口の配置方法や成形時のガス注入タイミング等が変わってきます。
ぜひ開発段階からご相談いただくことをお勧めします。
技術紹介
二色成形
異なる色・素材の一体化で、意匠・機能に+αの価値を。
色の異なる樹脂同士、あるいは異素材同士を組み合わせて一体成形を行う「二色成形」。
二種類の組合せで新しい意匠や機能を実現し、低コスト化・高付加価値化のご要望にお応えします。
小型の製品に特化し、お客様の製品デザイン・設計の段階からご相談にのっています。
[文字を印刷する代わりに]
【メリット】
印刷の代わりに、数字部分に光を透過する素材を使用して二色成形を行うことで、バックライトが透過する認識性の高いボタンを実現しています。
文字の部分を突起状にすることで、バリアフリー対応のボタンにもできます。
この成形では、たとえば「6」の中央部分のような離れた箇所を、湯道を残さず成形したり、例えば「開延長」のような画数の多い文字を美しく仕上げるノウハウがあります。
薄さ0.8ミリのボタン等、意匠面での特殊なご要望にもお応えしています。
[異素材同士を接着したい場合に]
【メリット】
表面側は硬いプラスチック製品の、本体に密着する側は弾力性のあるエラストマーというように、異素材同士を接着した製品を1回の成形で製造できます。
材料メーカーとの強力なタッグにより、接着面積1ミリ以下での異素材接着も実現します。
[メッキのマスキングの代わりに]
【メリット】
メッキ可能な素材と、メッキをはじく素材を一体成形。
従来の「マスキングを行い、メッキ後にマスキングを取り除く」という手間が省け、コストダウンと省資源化につながります。
[高機能の部品を二色成形で]
【メリット】
すべてのキーを一体成形し、ゲートをバネとして用いるような製品を二色成形で製造することも可能です。
数字部分が印刷ではなく「金太郎飴」のようになっているため、長年の使用で摩耗しても数字が消えません。
この他、部分的に密着性やグリップ力、軟らかさ等が要求されるプラスチック製品には、異素材による二色成形が力を発揮します。
まずは一度、ご相談ください。